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9歳と5歳の姉妹とにゃんこを育てるワーキングマザーのこうめまるです!
ちょっと今日はぼやきます。
アメリカのゴールディン氏のノーベル受賞とインタビュー内容が話題となっています。
「日本は女性を働かせるだけではだめ」 ノーベル賞・ゴールディン氏
2023年のノーベル経済学賞の受賞が決まった米ハーバード大学教授のクラウディア・ゴールディン氏が9日、米東部マサチューセッツ州の同大で記者会見を開いた。男女の賃金格差の分析をしてきたゴールディン氏は会見で、日本の労働市場にも言及。日本では、男性に比べ女性はパートなど短時間労働が多いとし、「女性を労働力として働かせるだけでは解決にならない」と指摘した。 Yahooニュースより一部抜粋
ほんとそうなんだよな~
女性を労働力として働かせようとするだけで、それ以外は何も変わってないんだもん。
家事育児は相変わらず女性の役割という認識のままの人は意外と多い。
また長時間労働ありきな労働環境も相変わらず。
体力的にも女性には不利なことが多い。
そりゃ女性は管理職目指すどころか、パートタイムでなんとか家庭とバランスとりながら働くというのが最適解な気さえしてきます。
ほんとにそれでいいの???
んなわけない。
* * * * * *
転職を決め、元職場の上司達との話し合いの中で、長時間労働がどれだけ子育て世代を、女性社員を苦しめているか、それを理解せず変わろうともしない会社はおかしい!!と訴えたことがありました。
上司達はなんて言ったか。
「言ってることは理解できるし正論だと思う。
だからこうめまるさんは時短解除後も定時であがることを認めるよ。
女性って家庭との両立もあるし大変だよね。」
なんだそれ。
そうじゃない。
そうじゃない。
そうじゃない。
私だけが優遇されればいいって話じゃないんだよ!
これは女性だけの問題じゃないんだよ!
男性の問題でもあるんだよ!!
求めてるのは、場当たり的な対処ではなくて、もっと根本的な意識や仕組みの変化なのに、それを理解してもらえない歯痒さよ。
そしてまさにこれが社会の縮図なわけですよ。
ある程度の年齢以上の男性(一括りにするのは申し訳ないが)にはやっぱり理解できないんだなと、完全に諦めの境地に至りました。
じょせいはたいへんだよね。
おうちのこともしないといけないしね。
おこさんもいるしね。
いっしょにいてあげたほうがいいよね。
こどもがちいさいのはいまのうちだよ。
じょせいはたいへんだよね。
だんなさんはてつだってくれるの?
ともばたらきしないとたいへんなの?
はやくかえってごはんつくらないと!!
これまで色んなおじさん達からかけられた言葉の数々。
善意で発しているところがまた罪深い。
は?!?!
お前にも子供いるだろ。
そんなの感じさせないくらい仕事しかしてなかったけど。
どんだけ残業してたかを武勇伝みたいに語るのダサすぎるぞ。
てかその残業、生産性ほんとわるいから。
その価値観部下に押し付けるのだけはやめろよ。
てか仕事名目で好きに飲みに行っては挙句社内不倫してたのも知ってんぞ。
そんな本音はぐっと飲み込みながら、話を聞くたびに気が遠くなりました。
(そういやむかついてつい声に出して反論した相手もいたなw)
価値観を変えるのってもはや不可能なんでしょうか。
となるとその世代が居なくなるまで会社は変われないってことなのか。
それならそんな組織、とっとと淘汰されてしまえばいいのに。。。
(そんな意思表明の意味も込め、私は前職を去りました)
* * * * *
転職をして、会社全体として労働環境がかなり整った会社に入ることができたけど・・・
日本全体を見ると、多くの組織では昭和な意識がそのままで、その下でもがいたり、何かを諦めたりしている人が多数いるのは事実。
10年後、20年後の日本はどうなっているのか。
今の30代~40代がどう変えていけるんだろう。
影響力の大きさとしては政治の力はやはり重要。
みんな選挙に行きましょう!!というところに落ち着くのですが、
一方で会社や組織単位での働きかけも絶対重要で、人事としてどう関わっていけるか。
淘汰されない組織、選ばれる組織であるために【男女ともにどんな働き方をしているか】が本当に重要だと思うのです。
最後にこんなグラフを貼っときます。
女性の社会進出が進み、共働き率が8割近いとのことですが、その中の正規雇用者の割合は30代以降50%にも満たないなんて!!
これが妥当な数値なのか。決してそうは思えません。
ではまた!✨
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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